白内障
俗に「しろそこひ」と呼ばれますが、眼球のレンズに相当する水晶体が濁る病気です。
詳しくはこちらのページをご覧ください → 白内障の日帰り手術
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俗に「しろそこひ」と呼ばれますが、眼球のレンズに相当する水晶体が濁る病気です。
詳しくはこちらのページをご覧ください → 白内障の日帰り手術
白内障の術後数ヶ月~数年後に、改めて見えにくくなってくることがあります。
白内障手術では水晶体の前面を切り取り、濁りを除去してから眼内レンズを移植します。この時切り取られなかった水晶体の後ろの面(後嚢)が手術後に濁ってくることが稀にあります。この濁りによって、白内障と同じような症状が再発してくるのが後発白内障です。
レーザー治療によって、痛みもなく、視力を再度改善させることができます。
実際の治療後の状態は「レーザー治療」の項をご参照下さい。
手術をしてよく見えていたのに、またかすんできた場合には、ご相談下さい。
欧米では視覚障害の原因の第1位ですが、我が国でも高齢化とともに年々患者数が増える傾向にあります。高齢者のQOLを低下させる重大な疾患です。
〇「黄斑ってなあに?」
網膜の中で中央にある黄色味を帯びた領域が黄斑です。細かいものを見ることができる一番重要な部分で、ここには視力や色の識別に関係するする細胞が配列しています。
本を読む時、見つめている正面の字から数文字横の字は、字が並んでいることは分かっても読みとれません。
黄斑以外では、ぼやっとした見え方なのです。ですから黄斑は、私達が日々、読み書きに酷使している部分といえます。
〇「加齢黄斑変性ってどんな病気なの?」
老化現象で、黄斑部に脈絡膜から網膜に向かって異常な新生血管が生えてきます。この血管はもろいため、破綻して出血したり、血液中の水分がしみだして網膜の下にたまったり、網膜がむくんできたりします。
こうなると視野の中心にある見たいものが、ゆがんでみえたり、暗くみえたり、見えにくくなってきます。
見たいところが見えず、読みたい文字が読めないという、とても不便な状態になってしまいます。
〇「治療は?」
眼の中のVEGF(血管内皮増殖因子)が新生血管を成長させるので、眼内にVEGFのはたらきを抑制する薬剤を注射して、病気の進行を抑えます。
まだ新生血管が小さい早い時期に発見できれば、治療効果が期待できますが、治療で症状が改善されても再び新生血管が活動してくることが多く見られます。
計画的な注射治療が大切で、注射は複数回受ける必要があり、視力の維持のためには、定期的な検査と病状に応じた治療を続けることが肝要です。
〇「この病気になりやすい目があるそうですね?」
発症する以前に、すでに加齢変化の蓄積が顕著になってきている前駆病変があります。
ドック検診で眼底の異常を指摘され、見つかることがあります。
前駆病変が見つかると、発症リスクが高いので一定間隔での経過観察が必要です。
網膜からのSOSと考え、早期発見の手がかりとすることができます。
眼瞼下垂とは瞼が開ききらなくなる症状のことです。
上瞼の筋肉の異常で発症する病気で最近では、コンタクトや花粉症の影響で若い人にも増えているようですが、基本的には加齢による発症が最も多くなっております。
<主な症状>
顔を正面に向けた際に、瞼が瞳孔の上まで上がりきらない
実際の治療後の状態は、「まぶたの病気・治療」
眼瞼内反は瞼が内側に向いてしまう症状のことです。
まつ毛が内側に向くため眼球に当たり、傷付けてしまうのです。原因としては加齢により瞼の周囲の筋肉がたるみ、ゆるくなってしまうため内側に向いてしまうというものです。
発症が比較的ゆっくりしているので気付きにくいことが多く、症状が出始めてから気付くことが多いです。
<主な症状> |