船橋市、下総中山の眼科、白内障日帰り手術、緑内障は戸塚眼科

診療時間 電話番号
JR総武線「下総中山」駅 北口徒歩1分 JR駅前ビル ミレニティ4F

その他

診療案内

上のQRコードを読み込んでいただくと、携帯サイトがご覧いただけます。

トップページ»  その他

流行性角結膜炎(はやり目)

アデノウイルスによっておこる結膜炎で、感染力が強く人にうつりますので家族内発症や学校での流行がおきることがあります。

<主な症状>
・目の充血
・涙目
・ゴロゴロ感
・まぶたの腫れ

重症の場合は、耳の前のリンパ節が腫れたり、角膜表面にキズができ、角膜びらんを生じます。

発病から1週間前後でピークとなり、徐々に軽快して2~3週間で治癒します。
ウイルスには特効薬はなく、抗体ができて、それがウイルスを抑えるまでに時間がかかるのです。
当院では、アデノウイルス抗原を検出するキットを用いて、はやり目かどうかを検査
することができます。ただ、検出感度には限界があり、検査結果が陰性にでることがありますので、臨床症状での診断が大切です。


★眼科医からのアドバイス★
「診断されたら、周りの人にうつさないように注意しましょう。」
眼をこすったり、さわったりした手から人にうつるので、石鹸と流水で手についたウイルスをよく洗い流す必要があります。また、目やにや涙は、使い捨てのティッシュなどを使用し、ビニール袋に入れるなど誰も触れないようなかたちで破棄しましょう。
インフルエンザと同じように、学校はお休みしなければなりません。
 

アレルギー性結膜炎

眼表面にある結膜は、外界からの刺激や異物にさらされやすく、涙などでいつも濡れていますので、花粉やハウスダストなどのアレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)がくっつきやすく、様々なアレルギー症状を起こします。

充血、痒み、涙目、ゴロゴロする、目やにがでる、まぶたが腫れるなど症状がでて、日常生活に支障をきたします。


○季節性アレルギー
多くは花粉が原因のアレルギー性結膜炎で、とりわけ春に飛散するスギ花粉のよる結膜炎は毎年、非常に多くの人が発症します。
花粉症の原因植物は様々で、飛散時期も異なります。
<対策>
マスク、メガネなどで花粉を回避しながら、薬剤を上手に用いて治療を行えば症状をコントロールすることができます。
症状がでる前に治療を行うと、症状を軽くすることができ、期間も短くできます。花粉が飛び始める2週間ほど前から点眼すると効果的です。
 

<花粉の飛散時期>

(大野重昭先生監修、「花粉によるアレルギー性結膜炎のはなし」より引用)




○通年性アレルギー
住まいの中にあるダニやほこりなど(ハウスダスト)が原因でおこる眼のアレルギーです。
このハウスダストには、頭髪、フケ、カビ、ダニ、ゴキブリ(死骸や糞も含む)、ペットの毛などが含まれます。
ダニは温度が25℃、湿度が70~80%の環境が最も繁殖しやすく、気密性が高く、冷暖房の整った最近の住まいは好都合です。
<対策>
アレルゲンであるハウスダストを減らす工夫が大切です。

 

1、まめに掃除をしてハウスダストを減らす
2、風通しを良くして、ダニ、カビを増やさない
3、布団を干すなど寝具の手入れをする
4、じゅうたん、布製のソファーなどは置かないなどです。

アレルギーの治療では、何が原因でおきているかを明確にしておくことが大切です。
アレルゲンによって対策が異なり、対策によって症状は改善し、治療期間や薬の量を減らすこと可能です。
当院では、主要な8項目を調べることができ、その結果が20分で分かる迅速検査を行っております。


★眼科医からのアドバイス★
点眼治療は花粉が飛散する前から開始(初期療法)すると、つらいアレルギー症状を軽減することができます。
また、原因のアレルゲンを特定し、除去回避(セルフケア)と薬物治療でアレルギー対策に役立てましょう。

 


 

コンタクトレンズ

コンタクトレンズは、眼の角膜に直接つけますので、人体に影響を及ぼす医療用具として心臓のペースメーカーや人工関節などと同じ「高度管理医療機器」に指定されております。

水をほとんど含まないかたい素材でできたハードコンタクトレンズと水分を含んだやわらかい素材でできたソフトコンタクトレンズがあります。

最近は眼の健康に大切な「清潔さ」と「快適さ」を重視した1日や2週間など、一定期間で交換するレンズが主流になっております。
コンタクトレンズには遠近両用や乱視に対応するソフトレンズなどもありますので、ご希望の方はご相談ください。
尚、コンタクトレンズは、自己管理ができることが前提となりますので、当院では原則中学生以上とさせていただいております。

★眼科医からのアドバイス★
コンタクトレンズは便利で快適ですが、誤った使い方が原因で眼障害が増加しています。
健康な眼を守るために以下の3つのルールを守りましょう。

1、定期検査を受けましょう
   眼のトラブルにはほとんど自覚症状がないものも多くあります。
2、きめられた装用期間、時間を守りレンズケアを励行しましょう。
3、メガネを上手に併用しましょう。

瞼(まぶた)の病気・治療

まぶたの仕組み
まぶたは、医学的には眼瞼と呼ばれます。一番表は皮膚からなり、その下には眼輪筋という筋肉があり、これにより眼が閉じるのです。まぶたをひっくリ返したり、あかんべーをする時には、瞼板という支持組織を利用している訳ですが、これがまぶたの支柱、支えになっているのです。一番眼球側は粘膜である結膜が覆っています。


○麦粒腫(ものもらい)・霰粒腫

まぶたのおできである麦粒腫は、いわゆる「ものもらい」と呼ばれるもので、細菌が原因ですので抗生物質で治療します。
また瞼板には脂を分泌する腺があり、これが炎症で詰まり、しこりとなったのものが霰粒腫です。


○眼瞼下垂

上まぶたは上眼瞼挙筋で開瞼しますが、それが弱くなり垂れ下がってくると、眼瞼下垂となります。筋肉を縫い縮め持ち上げたり、余った皮膚を切除し、改善させます。


○加齢による症状

加齢で組織の緩みが進行すると、まぶたが眼球側にめくれ返ったり、逆に外側にあかんべー状態に変形することがあります。前者の場合、まつげが眼球に当たり、常にブラッシングされ、ゴロゴロしうっとうしいものです。後者では眼球の表面が乾燥しつらいです。



まぶたの構造を考え、改善させるのが手術となります。よく吟味し最善の方法を選択します。
また、目は必ず話す人の視線がいくところであり、美容上も重要な場所です。年齢相応の形態が期待され、また左右のバランスも大切です。よく説明し手術を行っています。

 


  • ≪手術前≫

  • ≪手術後≫
Page Top